素材との対話
和火師・佐々木厳
和火師・佐々木厳さんの依頼で、和火の魅力を引き出すデザイン制作を行いました。コンセプトは「素材との対話」、自然の素材に宿る命を尊重し、シンプルで洗練されたデザインに仕上げました。制作したものは、まず線香花火「菊花」の8本入りパッケージ。シンプルな封筒型で、「線香花火」「菊花」「kikka」の文字のみで表現し、花火の包み紙と同様の和紙を使用。次に、手持ち花火「花桜」の2本入りと5本入りパッケージでは、紙箱の品質が高い「竹内紙器製作所」に依頼し、花火の包み紙と風合いが合うこだわりの紙箱を制作。文字と箱の配置には度重なる試作を行いました。最後に、手持ち花火の説明書はB5サイズの蛇腹折りで、佐々木厳さんの活動を一貫して撮り続けているカメラマン砺波周平さんの写真を使用。これらの制作物は、自然の移ろいと和火の美しさを表現しています。
CLICK CREDIT
篠 鉄平(Art director & Designer)
楢畑 彩香(Director & Writer)
高野 一幸(Corder)
Photographer
砺波周平
パッケージ印刷
竹内紙器製作所
Client
佐々木厳
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